皆様、高井の里で行っているケアについてご紹介させてください!!
それは「フットケア」です(^^♪
「たかが・・・」と思われるかもしれませんが、
爪の不調を抱えている事で歩行訓練を行おうとしても
痛みの訴えが強いと積極的な取り組みに至らないということが
介護の現場では再々見られています。
変形した爪のせいで、痛みから靴を履いて歩かれる機会を避けたり、
歩かれたとしても靴のかかとを踏まれているお年寄りもいらっしゃいますよね。
運動機会の喪失、そして転倒リスクが高くなる可能性・・・
これは「たかが・・・」では済まされない事です!!
現在、高井の里にはフットケアの資格を持つ看護師がおり、
業務の中でフットケアに取り組んでいます!!
最初は「何をされるのか」と戦々恐々だった入所者様も、
ケアが進むにつれリラックスして爪の変化を喜ばれています。
ADLだけでなく、QOLの向上にも繋がるフットケア!!
本当に細かい作業でビックリです!!
専用の化粧水で角質を柔らかくした上で除去し、
皮膚を傷つけずに足の爪のみを切れるようにした上で
少しずつ少しずつ爪切りをしていきます。
爪切り(ニッパー)も大きさが様々あり、
爪の状態に合わせて使い分けられていました。
白癬などの影響で普通の爪切りではなかなか切れない厚みを帯びた爪ですので、
とても気の長い緻密な作業でした。
もちろん1回のケアで完成するものではなく、
何度も何度もアプローチを変えながら少しずつ気長に取り組んでいくようです。
あまりに細かな作業を黙々と丁寧に行っているので、
つい「A型ですか?」と聞いてしまいましたが違ってました(笑)
血液型は関係ないようですね(^_-)-☆
変化の様子は「ケア前」と「ケア後」の写真を見れば一目瞭然ですよ!!
ぜひご覧ください!!